翻訳と辞書
Words near each other
・ キュナードライン
・ キュナード・ホワイト・スター・ライン
・ キュナード・ライン
・ キュナード汽船
・ キュニコス学派
・ キュニコス派
・ キュニスカ
・ キュニョー
・ キュニョーの砲車
・ キュネイルス
キュネイルス (ウェセックス王)
・ キュネウルフ (ウェセックス王)
・ キュネス
・ キュネス県
・ キュノサルゲス
・ キュノスケファライの戦い
・ キュノスケファライの戦い (紀元前197年)
・ キュノスケファライの戦い (紀元前364年)
・ キュノルタス
・ キュバン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

キュネイルス (ウェセックス王) : ミニ英和和英辞書
キュネイルス (ウェセックス王)[おう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おう]
  1. (n,n-suf) (1) king 2. ruler 3. sovereign 4. monarch 5. (2) king (for senior player) (shogi) 

キュネイルス (ウェセックス王) : ウィキペディア日本語版
キュネイルス (ウェセックス王)[おう]

キュネイルス(Cynegils、没年642年)は七王国時代ウェセックス初期の王。伝統的にはウェセックス王国の王とされているが、彼の出自には曖昧な点が多く、またウェセックス国内に同時代に王が混在していた形跡もあり、分からない点が多い。古英語での発音は現代英語と異なるために日本語表記は一定していない。彼の名はまたシネジルスとも書かれる事がある。
==時代背景==
伝統的にキュネイルスはウェセックスの王とされるが、彼の時代はいまだ国の様相が小さな部族の連合体の連立という体裁から脱しきれておらず、また当時の西サクソン人の支配地域(便宜上、以下『西サクソン王国』と呼ぶ)は後のウェセックス王国とは大きく異なっていた。
後世のウェセックス王国はハンプシャードーセットサマセットウィルトシャーを支配していたが、彼の時代はむしろ北部に偏っており、テムズ川上流域のドルチェスター(Dorchester-on-Thames)を中心としウィルトシャー北部、サマセット、グロスターシャーオックスフォードシャーバークシャー西部を領域としていた。
この地域は『ゲウィセ』と呼ばれた部族の勢力地であり、彼の時代より100年後の時代に生きた歴史家ベーダ・ヴェネラビリスも西サクソン王国の事を「ゲウィセ」という名で呼んでいる。またこの時代の西サクソン王国の支配領域は後のマーシア王国とウェセックス王国を分かつ境界線となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「キュネイルス (ウェセックス王)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.